マーケティング 4P Placeとは?
皆さん。4P place って聞いたことありますか?
「知ってる、マリオカートでしょ。」
と思ったあなた、それはただの4P(4人プレイ)です
私は大好きですが・・・
4P place とはマーケティング用語なんですね。
そもそもマーケティングって何?と思いませんか
マーケティングとはぶっちゃけて言うと、
営業しなくてもお客さんが買ってくれる仕組みを作ることです。
例えば
0円携帯とか、マクドナルドに行ったとき「ポテトやドリンクはいかがでしょうか?」
と聞かれますよね。あれのことです。
ちなみにアップグレードした商品をお薦めすることをアップセル、セットとして違うものをお薦めするのをクロスセルといいます
そうしてみると世の中にはマーケティングが溢れかえってます。
ちょっとでもマーケティングの知識があると、販売側の意図が読み取れて、お得な買い物ができます。
普通お店は継続的に買ってもらった方が利益は出ますよね
そのために0円携帯のように、最初の敷居を思いきり下げて買いやすくする必要があります。入会時にポイント付与とかもそうですね。
マーケティングの用語で集客のためのフロントエンド。利益のためのバックエンドということばがあります
携帯の例でいうと0円携帯がフロントエンド、通信料金がバックエンドということですね
つまりお得なお買い物をしたければ、フロントエンドのみを刈り取ればいいということです。
マーケティングの話が長くなりましたが、4P placeの話に戻しましょう
ちなみにこの4P placeとはこのマーケティングの実行、プロセスですね。
型みたいなものです。
もし何か売りたいなと思ったら、このプロセスを意識して行うと良いでしょう
この4pを詳しく言うと
• Product(プロダクト:製品)
• Price(プライス:価格)
• Place(プレイス:流通)
• Promotion(プロモーション:販売促進)
となります
4P place_Product(プロダクト:製品)
ますはproduct
当たり前ですが、製品を考えます。いきなり値段は考えませんよね。(値段の決めようがありません)
ここで大事なのは、この製品でお客さんに対し、どんな利益があるかということですね。
ビジネスとは突き詰めれば、その人の問題解決に他なりません。
どういう人に対し、どんな問題解決を、利益、価値を与えることができるかと考えるところから製品開発はスタートします。
4P place_Price(プライス:価格)
そしてprice
その製品をお客さんに買ってもらい、その報酬としてお金をいただきます。
ここで大事なのは、お客さんは価値に対してお金を払っているということですね。
原価が100円だろうとそこに10000円の価値があれば10000円いただいてもいいわけです。
逆に原価が10000円でもお客さんに対し無価値であれば、お金を頂くことはできません。
4P place_Place(プレイス:流通)
次はplace
流通経路ですね。今はネットが主流になっています。
ですので、いろんなプラットフォームが特色を持つようになってきています。
ちょっとした買い物ならアマゾンですよね
でもamazonでコンサートのチケットとか1点ものは探しませんよね。
その商品を買ってくれるお客さんは、この商品をどこに置いたら買ってくれるかなと考えます。
4P place_Promotion(プロモーション:販売促進)
最後が販売促進(プロモーション)です
どんな優れた商品でも知ってもらわなくては買ってくれません。
今ならyoutube,
Twitter,
FacebookなどのSNSを使って発信することができますね。
その他ヤフオク、メルカリ、海外ならebayとかですかね
その他メールを使ったメルマガ、CMで宣伝です
しかし知ってもらっただけでもまだ買ってくれません。その商品の情報を何度も見てもらい、興味を持ってもらい、購入まで段階的に導く必要があります。これを顧客の教育といいます
そして段階的に発信するやり方は
プロダクトローンチなんて言います
ここまで色々説明しましたが、マーケティングをもっとわかりやすく恋愛に例えて話してみます。
世間にはたまに美男(もしくは美女)で器量よしなのにパートナーがいない人がいますよね。
本人も欲しがってないわけではない、なのになぜできないのでしょう?
答えはいろいろあるかもしれませんが、マーケティングにも通じる答えの一つとして
対象の人に自分のメッセージを届けていないから
というのがあります。どんないい商品も知らなかったら買ってくれません。
どんな素晴らしい人も知られなかったら、埋もれたままです。
マーケティングにおいても、恋愛にとっても自分からの発信は大事です。
そして発信の際にある部分にこだわることにより、こちらから売り込むことなく、あっちからその商品を売ってください、付き合ってくださいと言われるようになります
それはすばり
4P place_ベネフィット
ベネフィットです
その商品を手入れたとき、恋人になったときに得られる素晴らしい未来像を見せることが大事なのです。
ここで大事なのは下手なセールスは特徴を並べ立ててしまうんですね。
この商品はこんな機能が~~とかいってひたすら商品自慢
お客さんの考えることが一つ
「それで私に何の得があるの?」
恋愛でも同じですよね。
自分のことばかり話す人がもてますか?
相手のために献身的になり、
この人と一緒にいたいと思われたら、向こうからアプローチが来ることでしょう
優しく親身になってくるひとは例えブサメンでももてます
いかがでしょうか?4p placeと共にマーケティングについてお話してきました。
マーケティングというのは聞きなれない言葉ですが、かなり身の回りに浸透しています。
こうした目線で世の中を見ても面白いですよね
もう少し、マーケティングについて突っ込んでお話してみたいと思います。
4P place_USP
マーケティングをする上で外すことのできない重要な要素の一つ
「USPの構築」
というものがあります。
これは日本語訳すると
Unique Selling Proposition
独自性の強みという意味になります。
一般的に言うと、差別化ですね
なんだよ、当たり前じゃん。と思われるかもしれません。
確かに当たり前ですが、現代はこのUSPの重要性が更に高まっていると言えるでしょう
その理由を説明します
まず現代には情報が溢れかえっています。スマートフォンを少し操作するだけであらゆる情報にアクセスできます。
たくさんの情報に触れることができるということは、たくさんの選択しが増えたということです。
例えば、あなたが、牛丼を食べたいとします。
牛丼といえば、吉野家、すき屋、松屋などですが、最近はコンビニやスーパーでもレトルトの牛丼が見つかります。
また、吉野家 牛丼 作り方 なんて検索すると近い味を作るレシピが出てきます。
そう考えると、吉野家の競合は松屋やすきやだけではなく、スーパーや、レシピのアプリといったことにもなるかもしれません。
実際にアメリカのカリフォルニア州の大手のタクシー会社が、配車アプリの流行によって潰れてしまいました。
情報の流行によって、今まで競合ではなかったものが、競合になるといったことがおきているのです。
ですので、ちょっとやそっとの簡単にマネできる差別化では長く稼ぐことはできないのです。
身近なものの例として、マクドナルドを4Pに当てはめて考えてみます。
マクドナルドの最も強力なUSPとは一体なんでしょう?
4P place_マクドナルド
Product
マックのハンバーガー、ポテト、ドリンクなどいろんな種類がありますね。
シーズンに合わせてフェアを行い、メニューも変えて、飽きがこないようにしているのが、わかります
Price
買いやすい値段ですよね。
お手頃価格。すぐに手がでる値段です
ここまでは、はっきり言って他社がいくらでもマネできることですよね。
マクドナルドの凄いところはここからです
Place
日本のマクドナルドの店舗数は2884件(2018年時)
先ほど言った牛丼ではすきやが一位で1961店舗
レストランではガストが一位で1362店舗
といったところです。
マクドナルドが店舗数ではぶっちぎりですね
ちなみにハンバーガー業界では2位がモスバーガー1326店舗です
なぜマクドナルドがこんなにも成功しているのでしょう
いろんな客層に支持されている、安くておいしいなどいろいろ意見があると思います。
私はこの流通経路がポイントなのかなと思います
実際マクドナルドの創業者レイ・クロックは自分の事業を不動産業と豪語しています。
まず、流通経路を確保し出店することで、たくさんの人の目に触れます。
これ自体がまずpromotionになります
そして、メニューを出すのがとにかく早いです。
マクドナルドの店員のオペレーションは一秒単位で早くする工夫がされているそうです。
たくさんの人の目に触れて、たくさんの人が食べるそうすることで、集団心理が働きます。
実際に人が何か行動を起こすことの要因として、集団心理が最も強いそうです。
マクドナルドが日本に出店したさいに一号店を出した場所は銀座です。
そこで、2か月の売り上げでマクドナルド史上最高額の売り上げを作り、全国に広がっていきました。
店舗が3000店近くあれば、その点においては他は全く太刀打ちできません。
競争するしない以前に同じ土俵に立てないといってもいいかもしれません。
4P place_ピーター・ティール
いま世界で注目を浴びている投資家、起業家のピーター・ティールは
競争する負け犬という言い方をしています
競争することのない独自のサービスを作ることが大事で、勝つ、負ける以前に競争するということ自体がアウトということですね。
これは、先ほど話した恋愛においても同じことが言えるのでは無いでしょうか?
今やSNSでいろんな人の情報が飛び交っています。
そこに誰にでも持っている魅力をだしたところで、勝ち目はありません。
あなたが、その点に突出しているなら別ですが。
先ほどのピーターティールも言っていることですが、今は独自の売りを作る時代です。
つまり恋愛においてあなたという誰にもマネのできない存在をアピールしていけばよいのです。
マーケティングにおいても、恋愛においてもUSPとういうのは極めて重要な要素であるということをわかっていただけたでしょうか?
この4Pのどの部分にもUSPを当てはめることは可能です。
製品に関しては、わかりやすいと思います。
どこにもない商品。ヴィトンやシュプリームなどのメーカー品ですね。
価格もどこよりも安い、太刀打ちできない価格にするとそれがUSPになります。
流通経路に関しては、マクドナルドのようなやり方。
プロモーション、販売促進に関しては、今は方法がたくさんあります。
逆に情報が多すぎて、買い手は何を選択してよいかわからないほどです。
今は明らかに情報過多の時代なんですね。
今、一日分の新聞にある情報量は、中世の人が一生かけて得た知識と同じくらいの量だそうです。
そんな情報過多の時代に、適格な情報を与えて購入までつなげるのがプロ―モーションなので、これがもっとも 重要かつ難易度が高いかもしれません。
これから先、さらに情報が怒涛の如く流れる時代になると、一層セールスの広告が増えていくでしょう。そして税金も増えて貧富の差が拡大したら、消費者はより販売に対するガードを固め、売るのがより困難になっていきます。
しかし、人間心理を理解し、マーケティングの技術を利用して巧みに販売する人は確実に現れます。
来年4月に働き方改革で中小企業の残業も本格的に制限されてしまいます。
そうなると、副業に参入する人は増え、販売競争はさらに激化するでしょう。
そんな中マーケティングを理解し、販売が上手にできる人たちは利益を出し続けます。
知る人、知らない人の間に貧富の差が拡大していくのが、目に見えるようです。
聖書のマタイ伝にこうあります
「持つ人は更に与えられ、持ってない人は持っているものまで奪われる」
技術は変わっても世の中の真理といえるものは変わらないようです。
紀元前1750年、人類発祥の地と言われるメソポタミアで楔形文字で書かれた、粘土板が出土されました。大層なことが書かれていると考え、考古学者はこぞって解読した結果、書かれていた内容は・・・
買い物で変なものを買わされてしまい、店に文句を言ったものの、軽くあしらわれてしまい、愚痴を書いていただけでした。
他にも、古代エジプト文明のパピルスに書かれていたもので、こういうのもあります。
苦労して勉強して、管理職についたものの、好き勝手やる部下と、理不尽な上司の板挟みにあい、ストレスで苦しんでいる人の延々と愚痴を書いた書記。
なんだかこの点は現代のツイッターや2ちゃんねると大して変わりませんね
つまり、マーケティングもまた然りで、一種の真理のようなものです。
この点を抑えること、抑えないことで、販売の難易度はがらっと変わってきますよね
成功者とそうでないものの違いは、真理を知るか否かのほんの少しの違いのようです
頭一つ抜けたマーケティングとなります。
を伝授していきます。
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