分化型マーケティングとは?
マーケティングを学んで将来の仕事に役立てたい、会社の役に立ちたい、起業したい、マーケティングを習得したらかっこいい、など思っている人は多いのではないでしょうか。
マーケティングとは、簡単に言えば商品を売るための方法です。
しかし、マーケティングといっても横文字は苦手…、なんとなく意味は分かるけど…というイメージはないでしょうか。
マーケティングを学んで企業に勤めれば、営業職はもちろん、宣伝・広告の職種にも役立ちます。
商品やサービスを販売する仕事はたくさんありますので、多岐にわたり将来の大きな財産になるでしょう。
分化型マーケティングとは?ターゲティングの基本パターンは3通り
まず、商品を売るためには、ターゲット層を考えてその人たちにどう商品やサービスを売り込むか、という話になっていきます。
ターゲットは恋愛対象となる人物を想像してください。
そして、特徴の似たグループに分けることをセグメンテーションといい、そのグループ一つ一つのことをセグメントといいます。
そして、自分でそのグループを選定することをターゲティングといいます。
例えば、性別、年齢、住んでいる地域、結婚歴有無、というセグメントに分けます。
その中で、男性、結婚歴なし、関東在住を選び、その条件に当てはまる女性にアプローチをすることをターゲティングとなります。
ターゲティングの基本パターンは3通りあり、無差別型、分化型、集中型に分けられます。
ターゲティングの基本パターン1 無差別型マーケティング
無差別型マーケティングとは、性別、年齢、地域など何の縛りもなく、グループを作らず、全層をターゲットに売り込むことです。
つまり性別、年齢、住んでいる地域、結婚歴有無という条件から選んでくださいと言われているのに、どの条件も選ばないで恋人を探そうとすることです。
といっても「イケメンでも、高スペックでも高身長でもなく、かつ高収入でもなく、肩書もない男性」をみんな狙っていますよね。
私も若いときはそんな男性を探していました。
女性は一緒に暮らすのに苦労しない人を見つけたら肉食女子ならアタックしますよね。
苦労しない人とは、収入がそれなりにあって、一緒にいて疲れない、優しく穏やかな性格、親や親戚におかしい人がいない。こういう男性をみんな求めています。
結局は誰でもよいわけではないですよね。
極端ですが、レズビアンの女性とわかっているのに、男性を紹介したら恋愛は成功しません。
しかしバイセクシャルであれば、自分が良いと思った人を紹介すればカップル成立の確率はグンと上がります。
逆に、本当に誰でもよかったら、自分を完璧な人間に仕上げる必要があります。
どんな男性にも好かれるように、恋愛で置き換えたらかなり難しい気がします。
私の友達で、実家がお金持ちお嬢様がいました。
容姿も美しく頭もよいです。
なのに、5年付き合った彼氏とはうまくいかなく、次に付き合った男性とすぐ結婚しましたが、1年経たずに離婚してしまいました。
女性からしたら容姿もよく、性格もよく、完璧に見えますが、だからといって男性とうまくいくとは限らないんですね。
話が少しずれましたが、無差別型マーケティングは誰でもよいと思っている人、誰とでもうまくいきそうな人が当てはまりますが、実際はそう簡単に恋愛もうまくいかないということです。
商品やサービスなどで考えてみるとどうでしょう。
看板などは無差別マーケティングになるのではないでしょうか。
ビジネス街や住宅街などは関係してきますが、基本的にこの道を通るみんなに見てほしいというイメージです。
首都高を通ると、ビルの上には沢山の宣伝広告が設置されています。
しかし、そこを通らないと宣伝広告を見ることができないし、通っても目立たなければ目にも止まりません。
私は、助手席などに乗っていると、街並みを見ることが好きなので、外を見ることが多いですが、今は車内にテレビが設置されていたり、お友達と話しながら…なんてことはしょっちゅうありますよね。
いかに車内から目立つ看板をどこに設置するかは重要になっていきます。
ターゲティングの基本パターン2 分化型マーケティング
分化型マーケティングとは、セグメントを複数選定し、その条件にあったセグメントに対して売り込むことです。
さきほど例に挙げた恋愛のセグメントから分化型ターゲティングをしてみると、
男性、年齢25~40歳、関東在住、結婚歴なしという条件を選び、恋人選びをすることです。
結婚相談所や婚活パーティー、マッチングアプリにするとわかりやすいでしょうか。
私は結婚する前、結婚や婚活サイトなどに登録して婚活をしていました。
やはり話が合うのは同世代なので、同年代を中心に探していましたが、見合いを断わられてばかり。
入会して1年くらい経った頃は、申し込み時点で6~7割にお断りされていました。
もしOKを頂いてメールアドレスやLINEの交換をしても、途中で音信不通になることも少なくなかったです。
さらにお会いできたとしても、たいていは1~2回お会いしてお断りされる。
というケースが多かったです。
また、別の結婚相談所に登録することも考えましたが、自分に自信が持てなくて、また登録しても、お見合いを断わられてしまう可能性が高いんじゃないかと感じてしまい、もう大金をを出して入会するのはやめました。
結婚相談所はやめて、今度は婚活パーティーに参加することにしました。
イベント開催名はさまざまで、年収500万円以上、20代限定、再婚希望者限定など、その時点でセグメントを選定することになります。
最初は限定せず、なんでもいいや、素敵な男性に出会えればいいやと思って何も縛りのない条件の婚活パーティーに参加したら、見事、参加者全員自分の好みの人じゃなかった。
という経験があります。
そんな方はほかにもいるのではないでしょうか。
また、よく若いときにはパートのおばちゃんに、「結婚はお金がすべてよ!」なんてよく言われました。
しかし、実際に今結婚した身になってみて、結婚はある程度の収入は必要かもしれませんが、収入が良くても妻に家計を任せず、生活費しかくれない夫も世の中には沢山います。
結婚したいがために一時的に大盤振る舞いの投資をしてくれて、いざ一緒に生活し始めたら、何の自由もない切り詰めた生活費しかくれないご主人の話も聞きます。
外見や収入は変わるものです。
いままでこだわってきたきた部分を捨て、諦めずに前向きに今を楽しんだり、何かに一生懸命に取り組んだり、外見も中身の充実に日々を過ごしていると自然と輝き、輝いている人に人は引き付けられるものです。
私はもう婚活やめた!と思ったら、すぐに彼氏ができ、1年経たずに結婚してしまいました。
諦めては何も始まりません。自分が変わると新しい展開が始まるものです。
思い悩んでいて体に不調が表れても、それをきっかけに心身を楽にするようにしたら、自分の暮らしや周囲との関係も好転でき、良い方向に進めるはずです。
話がまたまたずれましたが、分化型マーケティングで考えてみると、相手に求める条件を最低限に絞り婚活をすることですね。私はやはり、会ってみた時の雰囲気や居心地の良さを大切にしていました。
商品やサービスで考えてみるとどうでしょう。
CM一つでも、CMを流す時間帯やどの番組の間で流すかによって、視聴者のターゲット層は変わっていきます。
アニメの間に流れるCMはおもちゃのCMだったり、子どもが興味を持つようなCMが多いはずです。
また、スーパーのレジの横には、ついつい手に取ってしまうようなガムや飴、家に大体ストックがある電池などを置いているのも、マーケティング方法の1つです。
コンビニエンスストアやスーパーの商品の陳列には、それぞれマーケティングのもとに陳列されています。そう考えると面白いですよね。
「ついつい買いすぎちゃった」「こんなに買う予定なかったのに~」ということは、私はしょっちゅうあります。
この場合は、まんまと戦略にハマってしまったということですね。
ターゲティングの基本パターン3 集中型マーケティング
集中型マーケティングとは、少数しかいないような人たちをターゲットに商品を売ることです。
さきほど例に挙げた恋愛で例えてみると、千葉県在住で25歳の男性と結婚したいと思っているような状態です。特定の趣味が共通している人がいいというのも集中型になるでしょう。
たとえば、私の友達で学生の頃からバスケットボールが好きなため、社会人になってもバスケットボールを仲間内でしていたら、彼氏ができ、その彼と結婚をしました。これは共通の趣味を持っていて話が弾み、一緒の時間を過ごすことで仲が深まったんでしょうね。
これは成功例に過ぎませんが、少数派の条件を絶対条件にしていると、出会うことも難しいし、出会っても気が合わなかったり、価値観が合わなかったりすることもあります。
私の経験からお話しますと、私はお酒が大好きで居酒屋めぐりが普段から好きでしたが、友人に紹介されて知り合った男性は、全くお酒が飲めない男性でした。
初めてのデートをしたときは、少し飲める程度と言っていましが、夜になり居酒屋に行ったところ、実は全くお酒が飲めなかったのです。
友人にも嘘をついていたんです。結婚して一緒に家で晩酌をするのが夢だったので、まったくお酒が飲めない人は私の中ではNGでした。
また、友人にこんな方を紹介されたことがあります。
私は絶叫系が大嫌いでした。
なので遊園地やテーマパークは昔からあまり好きではありませんでした。
しかし紹介された男性は、遊園地やテーマパーク、アトラクション系が大好きな男性でした。
初めてのデートで遊園地を提案されましたので、少し嫌々ながら行きましたが、思っていたデートとは違く、彼は絶叫嫌いな私に配慮してくれ、とても楽しい1日を過ごすことができました。
その帰りには、おしゃれな居酒屋に連れて行ってくれて私は大満足でした。
お互いの人生の「楽しみ」の考え方の相違は絶対にありますよね。
確かに世の中の恋人や夫婦でも趣味が全く違う人は多いと思います。
要するに歩み寄りが大切ということになります。
今回の私が体験した絶叫嫌いは、彼の配慮によって良いものにも悪いものにも変わることになります。
私は初めに、絶叫系は嫌いと伝えました。
でも、コーヒーカップや子供が乗れるような乗り物なら乗れることを伝えたら、彼は「いつもより並ぶ時間が減ったので、いつもよりたくさんの乗り物に乗れて楽しかった」と言っていました。
これが歩み寄りなのではないかと感じます。
言い方一つで相手のとらえ方は変わってきます。相手の趣味を受け入れられるかどうかが大事になってきますよね。
相手の趣味を受け入れる受け入れないで、一緒にいて居心地の良さは変わってくるのではないでしょうか。
例えば、靴を買いに行ったときに、「ちょっとサイズが合わないかな?でもデザインがすごく好みだから買っちゃえ!」と買った靴って、結局足が痛くなってはかなくなったりしたことないですか?
結婚でもそうです。
結婚する前にあれ?と思ってたけどそのまま結婚したら、やっぱりあれ?と思っていたことがどうしても受け入れられなくて、ストレスになっている人が私の周りにいます。
妥協するのではなく、きちんと受け入れて、寄り添って、納得することが大切ですね。
またまた話はずれましたが、集中型マーケティングに置き換えると、自分が絶対に譲れないものがある人のことを指すのではないでしょうか。
しかし、先ほどの遊園地の例のように、絶対譲れなくても歩み寄りは大切ですね。自分からせっかく出会った人を遠ざけるのではなく、チャンスにすることは恋愛において大切だと思います。
分化型マーケティングとは?まとめ
今回は恋愛に例えて、マーケティングの基本的なことを書かせていただきました。
周りのお友達や知り合いが、どんな恋愛や出会いをしてきたのかを聞いてみて、マーケティングと照らし合わせてみたら面白いかもしれません。
今回は恋愛に例えていろいろ書かせてもらいましたが、いろいろなカテゴリーに当てはまるのではないでしょうか。
そして、主に企業が出している商品やサービスも分化型マーケティングを採用しているものが多いように感じます。
世の中にはたくさんの商品やサービスが普及しています。
それに合わせたマーケティングをすることはとても重要なことです。
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