マーケティングミックス4C

マーケティングミックス及び4C分析による戦略的集客方法

マーケティングってなんだろう?

どうしてマーケティングを学ばなければならないのだろう?

このように悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

今回はマーケティングの中でも重要な概念であるマーケティングミックスと4Cについて説明していきます

マーケティングとは何か

本題に入る前にまずマーケティングとは何かということを説明したいと思います。

かの有名なピーター・F・ドラッカーはマーケティングについて「マーケティングの理想は販売を不要にする」と言っています。

つまり、商品を店頭に起き販売戦略をその都度考えるという事ではなく、何もしなくても自動的にモノが売れる仕組みを作るという事です。

何も考えずにモテる人もいる

何もしなくてもモノが売れるとはどういうことでしょうか。

そんな事が可能なのかと疑問が浮かぶ人もいると思うのですが、誰でも経験のある恋愛に置き換えてみるとわかりやすいです。

あなたの身の回りにそこまで容姿が良いわけではないのに、モテる人っていませんか?

なぜかいつもその人の周りには人がいて、人望があり、いつも彼女がいる。反対に生まれてこのかた彼女ができた事がないという人もいます。

一体この違いはなんなのでしょうか。

それはその人が無意識のうちに行っている振る舞いなどに作用するのですが、それは商売の世界でも同じです。

どうしてあのお店はいつも人気があるのに、あのお店は閑古鳥が鳴いているのか。

このように世の中にはいつでもモテる人がいて、いつでも人気のあるお店があります。

その裏に隠されている何かを理論化して見えるようにしたものがマーケティングです。

ちなみに私は全くモテないので、モテ理論についてとても興味があります。

マーケティングミックスとは何か

マーケティングミックスとは、どうしたら「売れる」のかという目に見えない概念を最適な要素に分解し可視化したものです。

繁盛する店と、全く売れない店があるのかという疑問は可視化できなければ疑問のままで終わってしまいます。

しかし、売れる法則というものを表現してくれたならば売れないお店も経営を見直し改善する事ができます。

例えば、恋愛でいう「モテる」とは一体どういった意味なのでそうか。

彼女もできないどころか、女性と話す事すら抵抗があった私には全く持って理解できない事でした。

しかし巷に溢れている恋愛のハウツーを読むうちに少しずつなぜ自分が持てないのかという疑問が形になってきました。

「ファッションを意識しよう」「聞き上手になろう」「相手の小さな変化に気づこう」などと言葉で示されると曖昧だった「モテる」のイメージが具体的になってきます。

そして概念化ができる事で初めて自分のファッションを見直し、話かたを改善するなどというアクションが取れるようになるのです。

そして誰に何をいくらでどのように売るのかという事を企業側の視点で概念化したものが4Pです。

 Product(製品)

4Pの一つめは何を売るのかというProduct(製品)です。

まずは何を売れば利益が見込めるのかということを考えなければなりません。

例えば某企業の主戦力商品はイヤフォンであり新作イヤフォンの開発を考えているとします。

競合他社がたくさんある市場の中で他と差別化ができる機能を考え、最先端の技術を投入し、さらにはデザイン性もなければなりません。

大きなイヤフォン市場で新商品を出すためには、それだけ斬新でインパクトのあるものを開発しなければならないのです。

Price(価格)

2つ目は価格です。

通販サイトなどでイヤフォンと検索してみると安いものでは千円以下で、高いものでは五万円を超えるものもある事が分かります。

その中で、新商品のイヤフォンはどの層に向けていくらで売るのかということを吟味しなければなりません。

例えば、あまりお金のない学生向けなら高くても5千円以内に納めなければ購入には至らないでしょう。

反対に、お金をたくさん持っている富裕層向けのイヤフォンならば5万円台でも購入してくれるでしょう。

このようにどの層に向けて売るのかということを明確にした上で、慎重に価格を決める必要があります。

Place(場所)

3つ目はPlace(場所)です。

製品が決まり価格まで決まったものをどこで売るのかという視点も大切になってきます。

例えばデジタルネイティブである若い世代を中心にしたイヤフォンを売るのであれば、インターネットショッピングで商品を売り出せばストレスなく購入してくれるでしょう。

反対に、広告や店頭販売では売れない可能性があります。

 Promotion(商品の伝え方)

最後に4つ目は商品の宣伝の仕方です。

これも同じくデジタルネイティブである若者世代を対象にするのであればSNSなどを通じて宣伝するのが一番周知力が高いです。

反対にどんなに力を入れてTVで宣伝してもそもそもテレビを見る人が減ってきている現代ではあまり効果が期待できません。

そのため売り出す商品の対象年齢をしっかりと把握し、適切な方法で宣伝をする事が大切です。

 顧客視点の4C

さていよいよメインテーマの4Cについてです。

4Cとは企業視点出会った4Pを顧客視点で考えたものです。

なぜ顧客視点で商品開発を考える必要があるのでしょうか。

それは企業が良いものを作れば売れるという時代が過ぎ去り、さらなる付加価値を追加する必要が出てきたからです。

市場には良い商品が溢れかえり、さらにはインターネットの普及により顧客が商品を選べる時代になりました。

企業はただ良い商品を作るだけではもはや売れず、さらに踏み込んで顧客がどのような商品を望んでいるのかという視点を取り入れる事が重要になったのです。

恋愛においても、同じ事が言えます。

私のおばあちゃんの時代はお見合い結婚が普通でした。

なぜならば、異性と出会う場所が少なく人の紹介が唯一の出会いの場であったからです。

出会う人数も限られているため、異性に求める条件も今ほど多くはありませんでした。

私のおばあちゃんもおじいちゃんの事をブサイクで無口だったけど安定した企業に勤めていたから結婚したと言っています。

しかしインターネットが急速に発展した今の時代の恋愛はマッチングアプリなどを筆頭に出会いの場が多すぎるくらいあるのが特徴です。

そのため比較対象が多く異性に求める条件も昔とは比べて格段に増えました。

安定した収入があるのは当たり前で、容姿が整っていて、ユーモアがあるなどというプラスαの条件が重要になってきたのです。

私も恋愛をする時に無意識のうちにほかの誰かと収入を比較したり、もっと面白くなれたらなと落ち込んだりしてしまいます。

選択肢が増えた分だけ良いことも悪いこともあるのですが、それはマーケティングにおいても同じでより多くの要素を考慮する必要があるのです。

それでは4Cとは具体的に何をさすのか説明していきます。

 「商品」(product) →「顧客の求める価値」(consumer value)

まず1つ目の4Cが顧客の求める価値」(consumer value)です。

重複しますが、企業は単に良いものを作るだけでは生き残れなくなりました。

その理由は市場が成熟化したために良い商品で溢れかえっているためです。

選ぶ事ができるようになった顧客は、より自分の悩みや思いを解決してくれる商品を探します。

そのため企業は顧客の声を積極的に取り入れて商品開発をする必要があります。

商品開発ではないのですが、私が以前務めていたホテルでも同じように積極的にお客様の満足のために努力をしていました。

その中でも印象的だったのが、たまたまお客様との会話の中で誕生日であるという事を聞き、サプライでケーキをお出ししたことです。

結果お客様は満面の笑みで喜んでくれて、さらにはホテル業では重要な批評サイトで星五つの評価をしてくれたのです。

今の時代にはホテルや旅館は溢れかえっており、単に設備が良いというだけでは生き残れません。その中で大切になってくるのが、やはりお客様の希望や思いを察知して実現させることだとわかりました。

 Price(価格)→Consumer Cost(顧客が求める価格)

価格設定も単に値段を上げたり、下げたりするのではなく想定する層の顧客が望む価格を設定する必要があります。

単に価格を下げれば良いというものではなく、あくまでターゲット層の希望を元に設定する必要があります。

 Place(場所)→Convenience(快適な場所)

場所も単に企業が売りやすい場所を設定するのではなく、顧客目線で考える事が大切です。例えば、ビジネスマンを対象にした商品だとします。

仕事で忙しくて店舗で商品を買う余裕がないと想定して、ネット販売を中心にすると購買率が高くなります。

反対にインターネットを苦手とする高齢者世代をターゲットにした商品ならば、ネット販売よりはテレビショッピングなどがうまくいきます。

このようにターゲット層が抱えている不便さを想像してそれを解決するように販売する場所を考える事が大切です。

 Promotion(宣伝) → Communication(交流)

宣伝の仕方も、よりその顧客にあった方法を設定する事が大切です。

例えばテレビ離れを指摘されている若者世代をターゲットにするのならば、CMなどではなくYoutubeなどを活用した宣伝の方がより視聴してもらえる確率は増えます。

 男脳と女脳の違いを考える

マーケティングにおいて企業側の視点と、顧客側の視点を一致させる事が重要なように、恋愛においても男女の脳の相違を意識する事は大切です。

例えば男脳は、論理的な思考を得意としており課題解決や簡潔な話し方を得意としています。

反対に女性脳は共感する力が優れていて、相手の気持ちに寄り添う事ができ、結論よりもその過程を大切にする事ができます。

そのために男が良かれと思ってやった事が、女性にとっては不快に受け取られ関係が悪化してしまうという事があります。

 買い物での違い

また男と女では買い物の仕方が違います。

幼い頃一緒に姉と一緒にショッピングモールに行った時、姉の買い物の仕方に閉口した覚えがあります。

当時レゴが好きだった私は、ショッピングモールのおもちゃ売り場に真っ先に行って目当てのレゴを買いました。

ショッピングモールに到着してわずか三十分、幼い私の目的は達成されてしまったのです。

そこからは姉の買い物が始まるのですが、私は一緒に行ったことを後悔していました。

姉は特に買うわけでもないのに、ひたすら服屋巡りをして楽しそうにしていました。

時間は1時間、2時間とどんどん過ぎていきます。

早々に飽きてしまった私はその間ひたすらに、ベンチで親にもらった飴を舐めていました。

結局3時間くらい姉は服や巡りをした後に、満足そうな顔をして帰ってきました。

その時にもう姉とは買い物に行かないと誓ったのでした。

このように男性は買い物をするときにどちらかというと、目的の品を買うために行くのに対して、女性は買い物をする過程を楽しんでいるのです。

そのためショッピングモールでは、すぐに目的の商品を買って暇そうにしている彼氏と、買い物自体を楽しんでいる彼女という構図がよく見られるのです。

 悩み相談に対する答え方の違い

また悩み相談に対しての受け返し方についての話もあります。例えば女性が男性に次のような相談をしたとします。

女性「今日ね、とっても嫌な事があったんだ」

男性「どうしたの?」

女性「上司に仕事の仕方でネチネチと言われて本当に頭きたんだよね」

男性「あー俺もそういうことあるわ、でも俺は負けず嫌いだから逆にがんばれたりするんだよねー」

女性「うん、でもねすっごい言い方が嫌味っぽくてしかもネチネチと繰り返してくるんだよ」

男性「そういう時はひこづらず、ストレス解消すれば良いんだよ」

女性「(全然話聞いてくれない・・)」

女性は話を聞いてもらいたくて話しているのですが、男性は知らず知らずのうちに論理的思考力を発揮してしまうのです。

女性はただ話がしたいという過程を大切にしているのですが、男性は目的を大事にしがちです。従って、ただ話がしたい女性と目的がなければあまりなければ会話をしない男性の間で溝ができてしまうのです。

私はその事が分からずに昔付き合っていた彼女に振られた経験があります。

私は基本的に人と喋るのがあまり得意ではなく、寡黙だと言われる事がよくあります。

そのため彼女といるときも、よく黙り込んでしまう事がありました。

しかし彼女は黙り込んでいるのは、好きでない証拠だと思っていたみたいで段々とすれ違うようになりフラれてしまいました。

男同士でいるときにはよく黙ったままで同じ空間にいる事が普通だったため、彼女が取り返しのつかないほど怒ってしまった事がその時は衝撃でした。

このように、恋愛でも自分の発想で考えるのではなく、相手の視点に立って考える事が大切です。

 

 マーケティングミックスと4Cまとめ

以上マーケティングミックスと4Cについて説明してきました。

恋愛において、女性の視点をもつ事が大切なように、企業視点だけの発想ではなく、顧客視点を想像する事が大切です。

お客様はどのような悩みを抱えていて、どのようにすればそれを解決してあげられるかと考える事がマーケティングの重要な要素です。

では、戦略的バトラックスマーケティングではどうするのかということですが
わかりやすく言いますと
マーケット市場の強者からの影響を受けない強さを伝授致します。
 
強いて言えばあらゆるマーケットの承認欲求からの解放を
バトラックスマーケティング戦略として伝授します。
 
本来の目的や強みを構築する
頭一つ抜けたマーケティングとなります。
 
伝授する内容は

戦略的バトラックスマーケティングの基礎
相対的なマーケティング技術の取得
誤視認性のマーケット理論
神秘性マーケティング
独自路線のマーケティングルール
バトラックスマーケティングの戦略方法
バトラックスマーケティングが成立する条件

を伝授していきます。

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